〜書評〜人を動かす傾聴力

こんにちは、ciicaです。

今回も最近読んだ本の紹介をしていこうと思います。

本のタイトルは、”人を動かす傾聴力”です。

目次
  • 本の簡単な紹介
  • なぜこの本を選んだのか
  • 心に残った内容
  • 自分の思い
  • まとめ

では早速紹介していきます。

本の簡単な紹介

この本は相手の本心を引き出すための上手な話の聴き方を教えてくれる本です。

話を聞く時のマインドセットから、相手の本心を聞き出す時のテクニックまでもが書かれています。

また、難しい文章にアレルギーのある私からしてもとてもわかり水文章で書いてくれてるので、内容の理解もしやすかったです。

誰かの相談に乗って相手の叶えたいことを手助けしたい。

相手から話を引き出してうまく商談を進めたい。

と思っている人にはうってつけの書籍だと思います。

なぜこの本を選んだのか

私がこの本を選んだ理由は、誰かと話をする時につい自分本位で話をしてしまって相手が話したかったことを結局聞き出せなかったという経験が多かったからです。

後になって「やっぱりこう考えていたんだよね」と言われることが多く、相手の本心を聞けていないのだなと悩み、その解決するために聞き方の本を探していました。

あと、タイトルに書かれている「人を動かす」という文言もとても気になりました。

話を聞くだけなのに人を動かすことができるの?と疑問に思っていましたが、本書を読み終わった後にその意味を理解することができました。

また、文章が読みやすかったのも本書を購入したきっかけです。

心に残った内容

私の心に残った内容は、2つあります。

まず1つ目は「90%聴く事」と「100% 聴く事」の違いです。

ここでの10%の差は”思い込み”があるかないかの違いです。

思い込みをしてから話を聞いてしまうとどうしてもそのフィルターを通して話をすることになるので、相手が本当に言いたい本心を引き出すことができないということになります。

相手のことを完全に理解するには思い込みは0%である必要であると教えてくれています。

また心に残った内容2つ目は、長期的に良好な関係を保つためには「虫の目」、「鳥の目」だけでなく「魚の目」を持つことが大切であるということです。

知識不足で「虫の目」、「鳥の目」という言葉も初めて聞きましたが簡単に説明すると、以下のようになります。

「虫の目」:具体策、ミクロな視点

「鳥の目」:客観的な視点で物事を捉え、そもそもの目的から考える

「魚の目」:”流れ”を捉える

”流れ”を捉えるとは、話をしている相手も経験と共に成長をするので、それを踏まえて話をするということです。

そうすることで、相手としたら自分のことを大切に考えてくれているんだなという気持ちになり、そこには信頼が生まれるので「魚の目」が大切ということを教えてくれています。

自分の思い

私がこの本を読んで学んだことは、相手を完全に理解するには思い込みをなくし相手が本当に実現したいことや思っていることを引き出すことが大事ということです。

今までの自分は相手が思っていそうなことや言って欲しそうなことを想像して話をしていましたが、それだと自分の思う回答を求めていることになり相手の本当の気持ちは引き出すことができないのだなということに気づきました。

まあ、時と場合にはよると思いますが、誰かの相談に乗る時や悩んでいそうな時に話をする場合は”相手の本心を表に出す”ために自分の思い込みは0にしようと思いました。

まとめ

本書を読むことで、相手が本当に叶えたいこと、達成したいことをうまく引きだすことが出来るようになります。

いや、読むだけでは出来るようにならないかもしれないですね。

読んだことを実践してみてやっと出来るようになると思います。

うまく人と話すことができないと思っている人、いつも自分のターンで会話が終わってしまっている人などは、相手が本当に話したいことを自分の思い込みにより遮ってしまっているかもしれません。

この本を読んで相手のことをよく理解し、さらには相手と自分の叶えたいことを実現することが出来るようになれると良いと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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